数年前に,産能短期大学の通信制を卒業しました。私は,それ以前に,岐阜大学の教育学部の4年制を卒業してますが,私の勤務先の専門学校が,産能短期大学と提携することになり,だれか試しにやってみるということで,専門学校の費用持ちで,やらせてもらいました。業務命令という形ですので,スクーリングは出張扱いで,旅費,手当が至急されるという恵まれた環境でした。
そこで感じこと
- 費用が安い。これは通常の普通に通学することに比べてのことで,学費*1は勿論必要です。スクーリングには宿泊費などの出費が必要です。
- 大学の授業が体験できる。スクーリングでかなり体験できます。
- 勉強できる。単位に修得する過程で,広くいろいろ勉強できます。
- 卒業すると運がよくなる(私の場合)
通信制は通常の学校と違って,みんなと顔を合わせている分けではありません。通常の学校だと,だらだら出席してもそれなりに単位が取れていき卒業はたいていの方がしますが,通信制は逆で,たいていの人が卒業しません。入学者が卒業する割合は,1割あるかどうかでしょう。
私の場合ですが,産能短大を卒業したときは,とても嬉しかったです。神様から与えられていた宿題を一つやり遂げたような気がしました。大学に行きたいとちょとでも思っているなら,私は,私の卒業したら産能短期大学を強くお薦めします。短大を卒業したら,産能大学の4大を卒業して下さい。
卒業するコツ
- 何が何でもレポートの締切は守る。
- 卒業するという意識を持ち続ける。
- 留年しても諦めずに卒業する。
- 地元の学生グループに属して情報交換,励まし合う。
私は,業務命令だったので,留年・退学せずに卒業できました。"勉強をしよう"という気持ちだけでは卒業できません。なにがなんでも卒業するという気持ちが必要です。極端ですが,単位され取れるなら,勉強をしなくてもいいといった割り切りも必要です。レポートは,合格するためなら,本を丸ごと写すといった気力が必要です。
通信制の大学は,いろいろあると思いますが,私が体験した,産能短大はお薦めです。いきなり,4大の通信制をするより,通信制の産能短大を卒業して,通信制の産能大学の3年に編入していくやり方がいいと思います。ストレートに産能大の通信制をするより費用は少し割高になるかと思いますが,こちらの方がいいでしょう。いったん,短大卒業という中間ゴールを設定することよって,結果的に退学せずに,短大の卒業資格を取得でき,4大の過程で退学したとしても,別の大学を3年から始めることができます。
学歴
現在,学歴社会*2が崩壊しつつありますが,私の予想ではこれは,また逆戻りすると思います。少子化の対応で,多くの大学が対策が後回しになり,だれでも入学してほしいと思っているところが多いです。今は,学歴を取得しやすい時期と思います。