JJ プログラム仙人修行日誌

2024/04/20 からは、プログラム仙人修行の日誌を書いてます。

「あるある大辞典」の納豆ダイエット,数値がやらせ。写真もやらせ。映っていた教授はそんなことは言っていない。

あるメーカーからある大手スーパーに事前に納豆番組の情報を流していたという,ちょっと怪しいニュースがありましたが,あの番組の数値はインチキだったそうです。
しかし,なぜやらせとばれたのでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070120-00000013-yom-soci

「納豆2パックを食べる」というのは,納豆を沢山買わせるめのやらせ情報のようです。どうも,納豆業界のどこかが,テレビ局と組んだやらせのようです。

やらせ内容一覧
http://news.livedoor.com/article/detail/2988205/

以下、関西テレビの常務取締役(編成制作担当)岡林可典氏が記者会見の席上で公表した発表文の全文を紹介する。

1月7日(日)21:00〜21:54放送の『発掘!あるある大事典II』第140回「食べてやせる!!!食材Xの新事実」におきまして、番組内容に事実と異なる内容が含まれていることが判明いたしました。これまでに判明した事実と異なる部分は、下記のとおりです。

1、アメリカのダイエット研究の紹介におきまして、56人の男女を集めて、実験をしており、被験者がやせたことを示す3枚の比較写真が使われておりますが、この写真について被験者とは無関係の写真を使用いたしました。

2、テンプル大学アーサー・ショーツ教授の日本語訳コメントで、「日本の方々にとっても身近な食材で、DHEAを増やすことが可能です!」「体内のDHEAを増やす食材があるますよ。イソフらボンを含む食品です。なぜならイソフらボンは、DHEAの原料ですから!」という発言したことになっておりますが、内容も含めてこのような発言はございませんでした。

3、番組で実験を行った8名の被験者について、放送では「中性脂肪値が高くてお悩みだった2人は、完全に正常値に!」とコメントし、数字をスーパーしておりますが、コレステロール値、中世脂肪値、血糖値についての測定は行っておりませんでした。

4、あるあるミニ実験として、納豆を朝2パックまとめて食べた場合と、朝晩1パックずつに分けて食べた場合の比較実験ですが、血中イソフラボンの測定は行っておらず、比較結果は架空のものでした。

5、番組で実験を行った8名の被験者について「体内で作られたDHEAが20代をピークに減少、食べ過ぎや運動不足によってDHEAの量が低下している可能性があるのだとか!20代から60代の男女8人の血中DHEA量を測定。さて結果は?」として、22歳OL、25歳会社員、37歳会社員のDHEA量を測定し、年齢の基準値と検査結果をテロップ表示で比較をおこなっておりますが、血液は採集をしたものの、実際は検査を行っておらず、数字は架空のものでした。また、ここで使用している「DHEA分泌は加齢とともに低下する」ことを示したグラフは許可を得ずに引用いたしました。また、アメリカのダイエット研究の紹介部分について、あたかもテンプル大学のアーサー・ショーツ教授が行った研究と受け取られる構成になっておりました。この研究は、ワシントン大学のデニス教授の研究であります。

事前に情報が流れたというニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/2977621/

フジテレビ系列の『発掘!あるある大辞典II』は前まえから「放送内容が事前に流通サイドに流れている」という噂があった。大手スーパーがそれらTVの放映情報を元に、該当商品を大量に買い占めている、という内容だ。このため、零細商店は影響をこうむり数日間、ときには数カ月に渡って欠品状態が発生しているのだ。
 このたび、納豆製造元のある食品メーカー(長野県・飯田市)が流通側に出した文書を入手した。『「あるある大辞典II」納豆特集の放映の案内のご案内』という表題で、平成18年12月21日付だ。つまり、同番組の放映の二週間以上も前に、納豆メーカーから大手流通関係者に流れた情報提供の案内文だった。

長野県・飯田市にある納豆メーカーは?

とりあえず,ここにありました。報道されたところの関係は"市"だけです。ここかどうかは知りません。
旭松食品

追加

やらせがばれた発端は,週刊誌記者が12日・18日の取材をしたことがきっかけだそうです。
どの週刊誌であるかは,発売される週刊誌をみたら分かるのではないでしょうか。
(追加)週刊朝日の記者だそうです。

さらに追加

あるある大辞典」はいろいろ余罪があるそうです。