本の山が崩れて,小冊子「新潮文庫の100冊」(2005年版)を見つけました。
最初の一冊目は,夏目漱石の『こころ』です。中1か中2か忘れましたが,この本は,私が最初に読んだ文庫本です。高校の兄の国語の教科書に『こころ』の一部があり,それを読んで,続きが読みたくなって,本屋さんに買いに行きました。この本を読む前は,いわゆる児童書しか読んでいなく,また,読書は私の好きなものではありませんでした。この本を読んでから,私の読書生活が始まります。この時期から,兄との兄弟げんかをしなくなり,私の青春時代が開始します。
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/03
- メディア: 文庫
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中学生の私は,この本を読んで,いったい何を考えたのか,恋に恋する乙女という言葉がありますが,私は,読書する自分に感動したのかもしれません。