JJ プログラム仙人修行日誌

2024/04/20 からは、プログラム仙人修行の日誌を書いてます。

一日一冊主義

あたりまえだけどなかなかできない社長引退のルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかできない社長引退のルール (アスカビジネス)

あなたも,年配の人に対して,早く引退してくれないかなとか,もう,老害だよって,思うことがあるではないでしょうか?
経営者にとって,社長を引退して,次に譲ることは大変難しいでしょう。自分がそんな経営者になって読むと面白い本です。若いみなさんも,この本を読むと,老人に優しく接する気持ちになるでしょう。
本の後半は具体的な相続対策のテクニックが書いてあります。そこは,ざっと流しました。

  • 90代の社長で,70歳の息子に対して「危なくて経営を譲れないよという方がいる
  • 新社長(息子,もしくは息子のように接して)には,「古手の社員の欠点と自分との長所を比較するな,古手社員の長所と自分の欠点とを比較しよ」と教えること
  • 事業継承で大切は,ほのぼの親子。ほのぼの親子だと,継承がうまくいく。ぎすぎす親子ではだめ。
  • 子供が継ぎたい会社にする。取引先の悪口や部下の割り口を子供の前でいうのはバカ
  • 子供には,「社長をやりたければやればよい」ではだめ,「お前が必要だ」
  • 会社のことを教えるには,コンピュータ部門をやらせるのがよい
  • 相続で子供に親の愛の奪い合いをさせない
  • 自分の人生の終着駅での自分の言葉から発想すること
  • 終着駅の自分を自分の師として,そのアドバイスを聞くこと

遺言に書く4つのこと。次のことを書いておくともめにくい。

  • 妻を頼む
  • 兄弟仲良く
  • 困ったときは,親友の○○に相談しなさい
  • 会社の後継者は,○○

この本は,速読クラブで回覧します。