JJ プログラム仙人修行日誌

2024/04/20 からは、プログラム仙人修行の日誌を書いてます。

体操

メルマガ「天風哲学のすすめ」第164号より
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000089091
体操が二つ紹介してありました。忘れないように,ブログで貼り付けておきます。

■ 腕まわしの動作
(1)親指を中にして 軽くにぎります。
(2)両腕を交互に、大きく前にまわします。耳をこするように、水泳
 のクロールのように。
(3)右手、左手・・・・・・交互に 
              (十回程度・適当に)

 ■ 腕まわしの効きめ
 この腕まわし運動は、肩を中心に頚や胸などの筋肉、関
節、血管、神経などによい刺激を与え、直接的には筋委縮、
関節炎、神経痛の予防になります。


   ■ 船井幸雄先生の両手振り運動
船井幸雄先生の講演会で面白い話をききました。目がよ
くなるということでしたが、五十肩にも効果あると思うの
で、紹介します。
「目を良くするにもコツがありまして、「両手振り運動
というのをやっているのです。
 関英男という大変尊敬していた先生がおられました。関
先生は東京工業大学の一期生で通信工学の権威者です。二
〇〇一年の十二月の終わりに九十六歳で亡くなられました。
七十代の頃の関先生は普通の老人だったのです。どうい
うことかと言いますと、七十歳を過ぎて目が見えにくくなっ
た、耳が遠くなった、自動車の運転が下手になった、英語
が聞き取りにくくなり、うまく喋れなくなったと嘆いてお
られました。ところが八十歳を過ぎてから急速に元気にな
られたのです。八十五歳の時に視力は裸眼で一・二で近く
も遠くもみな見える。聴力も若い人以上でした。 
 それで関先生に「どうしてそんなに元気になられたので
すか」と聞きますと
アメリカのある大学の図書館で元気になる方法を見つけ
ました。それは両手振り運動です」
と教えてくれました。
 やり方は夜明け前に東の方を向いて肩幅ぐらいに足を開
き、手のひらを内側にむけて両手を力いっぱい後ろに引い
て、その反動で体の前まで両手を返すのです。これを一回
として六十歳までは一日に二百回、六十代は三百回、七十
代は四百回、八十代なら千回、九十歳以上なら一日に二千
回やるだけで一挙に元気になるようです。 船井先生もやっ
たほうがいいですよと一言われたのですが、当時は五十代
で元気でしたのでやらなかったのです。
しかし関先生が本当にお元気なので、五、六年前から始
めました。始めた時の視力は〇・〇五でした。それから毎
年目が良くなつて、今では〇・七になったのです。
それから一つわかつたことは、夜明け前に東の方を向い
てやらなくてもいいのです。いつでも、どちらを向いてやっ
ても効果はあります。ただ夜明け前に東の方を向いてやる
のが一 番効果があるらしいのです。そしてどうして健康
になるのかという理由もわかってきました。いろいろなお
経を調べてみたところ、達磨大師が書いた易筋経(えっきん
きょう)に両手振り運動のことが出ているのです。これを
やると病気をしないし歳もとらないとあります。」
船井先生は、背骨が真っ直ぐになるから、よい効果があ
るのだろうと、いっておられます。脊椎の中に一番大事な
神経が入っているので、背骨が真っ直ぐになると、よいエ
ネルギーが体に入ってくると考えられると。

[船井幸雄:「素晴らしい『今と未来』のために」
      2005.04.03. (株)中村堂 p4〜7]

"天風"というのは,中村天風氏のこと。明治生まれのヨガの達人。