参考:常用字解 ISBN:458212805X
レイサイ:零細(レイサイ)企業が力を合わせる。(漢検2級(c) H13-1-(9)-08)
「零」は,「雨」+「令(れい)」の形成文字です。「令」は,象形文字で,深い儀礼用の帽子をかぶり,ひざまずいて,神託を受ける人の形です。それに「雨」がついて,天から静かに雨が降るという意味を持ちます。やさしく雨がふるせいか,わずかなという意味ももち,数字のゼロを表す漢字としても,使われています。
「細」は,「糸」+「田(さい)」の形成文字です。「細」の「田」は,もとは,「白」の横棒のかわりに,「メ」が使ってある字で,幼児の頭のまだ頭蓋骨が閉じていない部分を指しています。未熟,小さい,薄いといった意味をもっているのではないでしょうか。「糸」がついて,織物の目の細かく,薄いものを指すようになり,それが,後世,すべての物の「ほそい,こまかい」を意味す
る字になりました。
「零細」で,非常に小さいという意味になります。
関連 id:takuto-akira:20050922#kanji
今日の問題 リンカク:顔のリンカクが父親似だ。
左に書いてあるカタカナを漢字(必要に応じて送りがなも)に直そう。思い出すまで考えよう。
解答解説は:id:suehiro3721p:20050926#kanji
思い出そう
ユサン:物見ユサンの人波でいっぱいだ。
id:suehiro3721p:20050915#kanji
カセン:鉄道のカセン工事をする。
id:suehiro3721p:20050901#kanji
ホショウ:会社に損害のホショウを求める。
id:suehiro3721p:20050804#kanji