参考:常用字解 ISBN:458212805X
セツジョク:今大会でやっと雪辱を果たした。(漢検2級 H13-1-(9)-11)
「雪」は,象形文字です。空から雪片(せつぺん)が落ちる様子の形です。雪を意味する他に,発音が似ていることから,はらう,ぬぐう,の意味を持つ字です。
「辱」は,会意文字で,「辰(しん)」と「寸」で出来ています。「辰」は,はまぐりなどの貝が足を出している様子を表す字です。「寸」は,手を表します。「辱」は,貝を使った道具で,雑草を取る除くときに使用しました。のちに,「はずかしめる」「はずかしい」という意味を持ちます。
「雪辱」は,両方とも,取り除くという意味を持った感じです。恥ずかしいことは取り除く,雪を払うように取り除くという意味があったかもしれません。
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今日の問題 思い出すまで考えよう
左側のカタカナを漢字に直そう。
カンパン:いつまでもカンパンから手を振っていた。