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311 の福島原発の事故以来，放射能被害からいかに身を守るかが日本人の課題になりました。私も良くわからないことが多いのでしばらく連載して整理をしています。
放射線の危険性
ウランなどの放射性物質が放射線を出します。放射線が生物の体に当たると，細胞の核を破壊します。このとき，たまたま細胞分裂中だと，破壊された染色体が，異常な細胞を作ってしまうことがあります。この細胞が増殖すると癌になります。癌までにならずに奇形で終わるときもあります。
細胞分裂がないと，破壊された核の細胞はその部分が死滅して終わりです。若い人ほど，細胞分裂が活発なので，放射線の被害を強く受けます。
放射線による癌は，甲状腺癌と白血病が多いです。放射性物質が漏れた地域では，まず，死産，奇形，子供の甲状腺癌，白血病と順に発生していくことになります。被爆すると，髪の毛が抜けたり，下痢や鼻血が出るのは，毛根細胞，腸膜や鼻の粘膜が細胞分裂が活発なところあるので，放射線による害が出やすいからです。
あまりニュースになっていませんが，福島原発の事故で，特定の人にすでにこの症状が出ているはずです。報道しないように抑えていると思われます。
