JJ プログラム仙人修行日誌

2024/04/20 からは、プログラム仙人修行の日誌を書いてます。

Basic Englishとマインドマップ

1日5分で英語を身に付ける訓練メール
では,「今日のコラム」では,Basic Englishを連続して話題にしてます。
資料集め中に,オクデンがマインドマップを使っているを見つけたので,こちらに書いておきます。このねたを訓練メールのコラムで扱うかはまだ微妙です。

オクデンがBasic English を作っていくときに,英語の核となる語彙を絞り込みをします。その絞りこみで使った図式は,今でいうと,マインドマップです。

 先づ考査すべき語を上記の放射図表の中央に在る円の中に入れる。
次に各放射線上に於いて、その語に代用せらるべき他の語との関係
を検討する。而して此等の他の語は総て放射線の先端に置くのであ
る。今簡単な例をあげれば、dog なる語が中央の円内に置かれた場
合、先づ Time(Age)の関係に於いて dog に代り得る語は puppy
(仔犬)である。併し、puppy は不要である。何故ならば、dog と
Time(Age)を示す形容詞 young とがあれば、puppy=young dog
となるからである。

高田力『ベーシック英語』(1941年)
http://homepage3.nifty.com/BasicEnglishSociety/takata.html

戦前の日本では,マインドマップは,放射式一覧図表,放射図表と訳されたようです。マインドマップは,放射も特色ですが,分岐も重要な特色ですので,日本語では,放射分岐図と呼ぶのはいいのではないでしょうか。

マインドマップのトニー・ブザン氏も英国です。オクデンも英国です。オクデンは,戦前・戦中,ケンブリッジ大学での影響力はかなり大きいです。マインドマップの発祥は,ケンブリッジ大学と関係が深いかもしれませんね。
マインドマップの図で,中央から伸びる枝を,BOI(Basic Ordering Idea)といいます。ちなみに,basic,order,idea は,Basic English の語彙。