業務システム開発のプロジェクトマネージメントのコンサルティング会社で,たぶん,日本一の会社*1のセミナー&パーティに参加してきました。
- 作者: 能登原伸二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/04/12
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 40回
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の著者の能登原さんと,某氏を囲む会で名刺を交換した縁で,この会社のメルマガが届いており,なかなかの内容で関心していました。名古屋で開催のセミナーということ,近くてありがたいので,参加しました。
私の10年前(情報処理技術者試験の受験対策の仕事をする前)の仕事は,ソフトウェア開発標準の仕事です。プロジェクトが生物であれば,開発標準というのは,そのDNAにあたります。
セミナー会場で購入した本は,上の上げた本の他にドラッカーの本が2冊です。
- 作者: 上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/09/23
- メディア: 単行本
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この会社が出しているメルマガお勧めです。
http://promane.jp/mm/
能登原さんの著書もすごいです。現場,また見習いのマネージャーの人はぜひこれで勉強してください。
プロジェクトマネージャの仕事も,泥縄式でからだんだんと整理されてきてます。プロジェクトマネージャ試験で勉強すると役立ちますよ。私の秋試験のお勧めのひとつです。
昔,工場では,よく,人身事故がありました。私の子供のころは,工場の事故で,足がない,手がないという人が多かったです。それが,「安全第一」という掛け声で,どんどん安全になりました。今,開発の仕事でうつ病になり,ひどいひとはそれで自殺したりします。これは,労災です。物理的に,足がなくなるとか,手がなくなると見えないために,労災という認識が弱いだけです。
ダムを作る,橋を架ける,トンネルを掘るというプロジェクトは,昔は,労災で人が死ぬというのは当たり前の雰囲気がありました。今は,そんなことは許されません。ソフト開発もうつ病を出すなど許されないそういうマネージメントしてほしいです。
私が作った開発標準はプロジェクト参加メンバーを労災にさらないという思想はなかったです。今,作るなら,これをDNAに組み込みます。
*1:株式会社アイ・ティ・イノベーション http://www.it-innovation.co.jp/