JJ プログラム仙人修行日誌

2024/04/20 からは、プログラム仙人修行の日誌を書いてます。

「和を以て貴しと為す」

産経新聞から
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/52554

元部長が骨髄財団を提訴「セクハラ指摘で解雇」
骨髄バンクを運営する骨髄移植推進財団(正岡徹理事長)で、総務部長などを務めた山崎裕一さん(56)が、懲戒解雇は無効だとして、職員の地位確認などを求める訴訟を東京地裁に起こした。
 山崎さんは、厚生労働省から天下りした当時の常務理事のセクハラ疑惑などを指摘し、昨年9月に懲戒解雇されている。
 訴えによると、山崎さんは平成17年4月の総務部長就任直後、職員から、常務理事からセクハラ(性的嫌がらせ)などを受けているとの相談を受けた。鬱病(うつびょう)で休職する職員も出たため被害を受けた職員から聞き取り、報告書を理事長に提出した。
 しかし、財団は「報告書に虚偽の部分がある。個人の誹謗(ひぼう)中傷文書。財団の社会的信用を著しく損なわせ、財団内部に混乱をもたらした」などとして18年9月、山崎さんを懲戒解雇にした。
 山崎さんは「骨髄バンクができるときからかかわってきた。組織を訴えるのは忸怩(じくじ)たる思いがあるが、事実を明らかにし、昔のように財団で仕事がしたい」と話している。
 骨髄移植推進財団は「処分は財団の規則にのっとり適正な手続きで行っている」としている。

朝日新聞
http://www.asahi.com/job/news/TKY200705180290.html

元総務部長が提訴
2007年05月18日
 骨髄移植推進財団の内部を混乱させたとして昨年9月に懲戒解雇された元総務部長・山崎裕一さん(56)は18日、解雇は無効だとして、同財団に労働契約上の地位の確認と給与の支払いなどを求める訴訟を東京地裁に起こした。山崎さんは、当時の常務理事のセクハラやパワハラ行為を改善するよう求める報告書を作成。財団はこの報告書の内容が「事実に反する」として解雇した。
 訴状によると、山崎さんは職員らからの苦情を受けて調査、05年8月に報告書を財団に提出した。これを受けて財団は調査委員会を設置し調べたが、「事実は認められない」として06年9月に山崎さんを懲戒解雇した。山崎さんは「財団の態度は極めて不誠実。事実を隠そうとする不当な対応だ」としている。
 報告書は、当時の常務理事が「国立大の人間でないと事務処理はできない。他の部門に行け」などと繰り返し発言したほか、出張に同行予定の女性職員に「ホテルに一緒に泊まるようにしなさい」と言うなどし、体調不良や病気になる職員が出ているとして改善を求めた。
 財団は「訴状の内容を十分に検討したい。懲戒処分は規定にのっとり適正な手続きをしている」とコメントした。

私の人生経験上,このようなことが話題になると,セクハラの事実があったかどうかは別にして,たいてい上部の対応の仕方に問題があります。聖徳太子は「和を以て貴しと為す」で,組織の和が乱れたときは,そこに関係した役人が下のものの話を聞いていないからと判断したとのことです。