私の20歳ちょっと前の経験です。当時から私は,大垣市に住む親と離れて,岐阜市に住んでいました。深夜,私が大変な目*1にあったとき,私の母親が飛び起き,いっしょに住んでいた兄に,「末広になにかがあった,すぐに岐阜に電話をして安否を確認してくれ」といって,兄を起こしました。兄は母をなだめて,当時は私の下宿には電話がなく,深夜なので,電話をがまんさせました。朝になって,大垣から私の安否を確認する電話がありました。私の方は,幸い,朝には無事に解決しました。私の安否を確認する電話が,親からあって,その事実にびっくりしました。
母が起きて,兄を起こした時間は,まさに,私が大変な目にあっていたときです。私はこれ以来,世の中には「テレパシーはある」と考えるようになりました。
「テレパシーがある」という事実に立脚すると,この世の不思議なことは,あるかもしれないと思うのが自然です。ウソも多いでしょう,しかし,真実もあると思います。
「神様がいるか」という質問を「神と呼ばれた現象はあるか」と質問を変えて,私は「神と呼ばれた現象はある」という立場を取ることにしました。
そこで,「ありがとうで氷の結晶はきれいになるか」ですが,それくらいのことなら,あるのではというのが私の考えです。科学的に論じるなら,信じたい人,疑う人は実験をするのが一番です。信じる人がやった実験,信じない人がやった実験,それぞれ,厳密に条件をととのてやるのが一番です。
昔,霊感の強い女の子とおでこをつけた状態で,私の頭に浮かんだ数字や図形を当ててもらう遊びをしたことがあります。100%とは言いませんが,びっくりするぐらい当てました。念力で氷の結晶を綺麗にすることぐらいできる人はきっといっぱいるのではないでしょうか。
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科学の教育の現場では,いわゆる科学的なことを教えるべきでしょう。神秘主義に走るのはよくないです。神秘主義に走ると論理がむちゃくちゃになりやすいです。神秘主義は頭から否定は出来ないこと,また,科学は科学で教えるというのがスジではないでしょうか。
ペンフィールド
大脳の中心溝にそって,運動野と感覚野が体の部位ときれいに対応していると証明した大脳生理学者にペンフィールドという人がいます。その人が引退して書いた本
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一流の科学者で人で「まだ分からないことはいっぱいある」とか「まだ分かっていない」という人が何人かいます。これが本当の科学者の態度ではないでしょうか。「すでに分かった」というのは宗教的な発言です。
*1:この件に係わっている人が秘密にしてほしいとのことなので詳細は触れません。犯罪とは無関係です。