色つきの色を見ますか？
この質問は，若い人には，ほとんど意味を成しません。なぜなら，若者は，ほとんど色つきの夢だからです。
３５歳ぐらいを境に，それよりも上の世代は，夢はモノクロの人が多いです。私もモノクロが基本です。色を扱う経験が多いと色つきの夢を見ます。若者が色つきの夢を見るのは，カラーテレビの影響という話しです。私ぐらいの年齢(47)の人は，デザイナーや絵描きの人が色つきの夢をみるぐらいです。その他，大勢の人は，モノクロです。年配の人に，「色つきの夢をみる？」と質問すると怒り出す人がいます。「そんなもん分からん」という人は，モノクロです。
色つきの夢を見ないひとは，英語絵本多読で，鮮やかな，色つきの絵本*1を読んだときに，寝るときにその色を思い出すようにすると，夢付きの色を見るようになるかもしれませんよ。
私は，瞑想状態で，色を観るという修行をしたときに，色つきの夢を見るようになりました。そのときの夢は，蛍光色のイモムシ，スターウォーズのクーハン*2のような形が登場しました。あの"クーハン"の形は，人間の原始時代の記憶に基づくものではないでしょうか。
大学時代，心理学の先生に，夢が色つきか色つきでないかは世代によって違うという話しを始めて，聞きました。その先生は，色の錯覚の実験をしているときに，色つきの夢を見るようになったそうです。
*1:ISBN:0753452545, White Rabbit's Color Bookなど
*2:スターウォーズエピソード２の最初の方で，アミダラをおそう虫 http://www.starwars.jp/creature/creature2.html#kouhun
