インターネット接続用ルータの NAT 機能の説明として,適切なものはどれか。
ア インターネットへのアクセスをキャッシュしておくことによって,その後
に同じ IP アドレスのサイトへアクセスする場合,表示を高速化できる機能
である。
イ 通信中の IP パケットから特定のビットパターンを検出する機能である。
ウ 特定の端末あての IP パケットだけを通過させる機能である。
エ プライベート IP アドレスとグローバル IP アドレスを相互に変換する機
能である。
■キーワード■ NAT
■解答■
ソフトウェア開発技術者午前平成16年問68
エ プライベート IP アドレスとグローバル IP アドレスを相互に変換する機
能である。
> NAT (Network Address Translation)
> LAN内のコンピュータが使用しているプライベートIPアドレスと、インター
> ネットのグローバルIPアドレスとを相互に変換する機能。NAT機能は、ルータに
> 内蔵されており、1対1の変換を行う。コンピュータの数だけグローバルIPアドレ
> スが必要である。
> 複数のプライベートIPアドレスを1つのグローバルIPアドレスに変換できるもの
> もあり、マルチNATと呼ばれている。ただし、インターネットに接続できるのは1
> 台だけで、同時に接続することはできない。
> 複数のコンピュータが1つのグローバルIPアドレスで同時に接続できるもの
> に、IPマスカレードがある。
>
> 福嶋宏訓. 『基本情報技術者・シスアド試験対応情報処理用語辞典』.
> 2003/2/15 初版. (株)新星出版社.
どうもありがとうございました。