コンパイラの最適化手法で,コードサイズから見た最適化と実行速度から見た
最適化の両方を実現する手法はどれか。
ア 関数のインライン展開
イ ループ内不変式の移動
ウ ループのアンローリング
エ レジスタヘの変数割付け
■キーワード■ コンパイラの最適化手法
■解答■
テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)午前平成15年問30
ソフトウェア開発技術者午前平成15年問41
エ レジスタヘの変数割付け
> ア 関数のインライン展開
> → 関数を呼び出すのではなく、その都度コーディングする。
> → コードサイズは冗長となるが、実行速度は速くなる
>
> イ ループ内不変式の移動
> → 無駄な処理を減らす
> → 実行速度の最適化
> → プログラムコードサイズは,変化しない
>
> ウ ループのアンローリング
> → コードサイズは冗長となるが、実行速度は速くなる
>
> エ レジスタヘの変数割付け
> → 実行速度の向上、コードサイズは短くなる
どうもありがとうございました。
問題文のコードサイズというのは,コンパイル後のプログラムのサイズです。
ループのアンローリングというのは,ループの内容を,回数分だけ,プログラム
コードにする方法です。