JJ プログラム仙人修行日誌

2024/04/20 からは、プログラム仙人修行の日誌を書いてます。

 コンパイラの最適化手法で,コードサイズから見た最適化と実行速度から見た
最適化の両方を実現する手法はどれか。

 ア 関数のインライン展開

 イ ループ内不変式の移動

 ウ ループのアンローリング

 エ レジスタヘの変数割付け

■キーワード■ コンパイラの最適化手法

■解答■
  テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)午前平成15年問30
  ソフトウェア開発技術者午前平成15年問41

 エ レジスタヘの変数割付け

>  ア 関数のインライン展開
> → 関数を呼び出すのではなく、その都度コーディングする。
> → コードサイズは冗長となるが、実行速度は速くなる
>
>  イ ループ内不変式の移動
> → 無駄な処理を減らす
> → 実行速度の最適化
> → プログラムコードサイズは,変化しない
>
>  ウ ループのアンローリング
> → コードサイズは冗長となるが、実行速度は速くなる
>
>  エ レジスタヘの変数割付け
> → 実行速度の向上、コードサイズは短くなる

 どうもありがとうございました。
 問題文のコードサイズというのは,コンパイル後のプログラムのサイズです。
 ループのアンローリングというのは,ループの内容を,回数分だけ,プログラム
コードにする方法です。